認知症関連 サプリメント

フレイル予防3つのキーワード(栄養)

投稿日:2020年6月18日 更新日:

フレイル予防3つのキーワード(栄養)

「フレイル」とは、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。大事なことは、早めに気づいて、適切な取り組みを行うこと。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。1)

フレイル予防に大切な3つのキーワードはこちらです。

フレイル予防3つのキーワード

1.栄養…食事
2.身体活動…運動
3.社会参加…趣味、ボランティア活動など

 

今回は1.栄養について考えてみます。

フレイル予防のための食事に、3つのポイントがあります。

1)3食しっかりとりましょう。
体力の活力源はなんといっても、食事。
朝、昼、夜。1日3回。ちょっと面倒?でもお腹はすきますよね。

2)1日2回以上、主食、主菜、副菜を組み合わせて食べましょう。
主食・・・ごはん、パン、麺類
主菜・・・肉、魚、卵、大豆料理
副菜・・・野菜、きのこ、いも、海藻

3)いろいろな食品を食べましょう
1つの食品に含まれる栄養素は1つではありません。多様な食品を組み合わせて食べることで、いろいろな栄養素を取り入れることができるのです。例えばテレビで「ナッツの特集」を見たら、なるほど「ナッツ」か、と 飽きるまでそればかり食べたりしませんか?やっちゃうなぁ・・・。やっぱりバランスなのね。

そりゃ、3食、バランスよくいろいろ食べられたらよさそうだけど、さすがに大変だよ・・・という場合は

スーパーのお惣菜、缶詰、レトルト食品、お弁当などを利用してもOKです。2)主食、主菜、副菜の組み合わせは1日2回以上でよいみたいなので(笑)、1日1回は軽めで。いいや。

また、食事から取りにくい成分は、サプリメントで摂ることも有効ですね。

そして、もうひとつ。
オーラルフレイル予防
お口のケアも忘れずにおいしく食べるには、歯の健康って大事ですよね。
噛むということも、認知機能維持に一役買っているようですよ。
しっかり噛んで、いろいろ食べよう。

 

  • 厚生労働省 令和元年度食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業 パンフレットより

Follow me!

-認知症関連, サプリメント
-, , , ,

執筆者:

関連記事

和漢薬のちから

和漢薬のちから 天然素材の和漢薬は、生理活性物質の宝庫です。東洋医学に用いられる和漢薬の中にも、脳など神経系統に作用するものもあるそうです。 今回から、何回かに分けてジオスゲニン・ゴールド開発者でもあ …

国家的なレベルでの認知症対策を

国家的なレベルでの認知症対策を 昨今のコロナ禍ではっきりしたことは、今回のような感染力の強いパンデミックが発生した時には、日本のような医療先進国と思われていた国でも いとも簡単に医療崩壊・介護崩壊が起 …

2003年中国(SARS)のこと(MA氏の体験)

私の友人(MA氏)から年末の挨拶としてメールをいただきました。 その中に、MA氏が中国に赴任していた時にはやっていたSARSの経験が書かれておりました。 ブログネタ不足の私としては、すぐさまお借りした …

東京除外?

総務省の「住民基本台帳に基づく人口動態及び世帯数」による2019年の日本の人口は、約1億2千5百万人、そのうち東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で約3千6百万人(全国民の中の割合28.8%)、大阪圏( …

外出自粛が認知機能に影響47%

長い梅雨がやっと明けたと思ったら、猛烈な暑さが続いています。 こんな時はこまめに水分を摂って無理をせず、エアコン等で室温を調整しましょうね。   さて、こんなショッキングなニュースが飛び込ん …

PAGE TOP