2021年丑年は、コロナがあろうがなかろうがやってまいりました。
新年あけましておめでとうございます。ふつう、この挨拶やら、新年を寿ぎ、、、などと
素直に言えるのに、今年ばかりは、足元や、背後に爆弾を抱えている気がして落ち着かない新年を過ごしました。
それでも、皆様におかれましては、何はともあれ健やかな一年を過ごしていただきたいと願っております。
世の中は、3分19秒の差を逆転し、逆転された、駒澤大学と創価大学。そして、優勝候補筆頭だった青山学院の往路と復路の素晴らしいコントラスト。テレビで楽しみましたが、参加大学の全ての部員一人一人にドラマがあり、また、それぞれの監督の言葉にたくさん感動させていただきました。創価大の榎木監督、青山大学の原監督の含蓄と思いやりに溢れた言葉、感動しました。皆様本当にご苦労様でした。
箱根も毎年楽しんでいるのですが、実は、毎年元旦の天皇杯が最も燃えます。今年は、ましてや、最も好きなプレーヤーの一人中村憲剛選手の最後の試合。いつ途中出場させていただける(あえて敬語)のかと、残り時間を気にしながら、まだ?まだぁツ?とやきもきしながら、鬼木達監督の采配を見ていました。中村選手の18年の川崎フロンターレでの選手生活の最後のプレーを一目でも見たかった‼‼
それなのに、それなのに。なぜ?
試合終了後、監督は、温存の真意として「延長で雰囲気を変えられるのは憲剛だった」と。無茶苦茶に言うと、「じゃぁ、1点入れさせて延長にしろや」と言いたくなるような言葉。評論家は、本人たちは了解していると思うとほとんど言っているけど、ファンは絶対納得していない。少なくとも私は。その位、ピッチでの憲剛の静かな動きは心を打つ。
鬼木監督は、就任4年で3度のJ-1優勝、素晴らしい成績です。だけど、だけど、、、、、
青山学院の原監督が、疲労骨折で走れないかもしれないけど、途中棄権してもいいから走ってくれと4年生の神林主将に伝えたところ、「僕がいなくても総合優勝するチームだから、後輩たちを走らせてください。」の返事。原監督は、普段関与しない給水係の配置に口を出し、「9区横浜の給水係を、是非神林にやらせてくれ。」と役割分担を決める生徒にお願いしたとの報道がありました。「一番テレビに映り、一番長く走れるから」
神林主将は、卒業後サッポロビールに入社の予定。原監督は、「サッポロビールの社長を目指してくれ」とエールを!
どちらも名将だけど、何かが違う。