「ご縁」というものは、本当にありがたいものです。当社の今があるのもひとつひとつの「ご縁」あってこそと大事に思っております。
その「ご縁」の一つにタイ国がございます。昨年秋にプレスリリースいたしましたのでご記憶いただいているかもしれません。ところがタイ国への輸出を始めようとした矢先、コロナウイルスの猛威に遭ってしまいました。タイで販売を担ってくださる会社でも営業活動が思うように進まず苦慮しておりました。それが今年に入ってやっと動き出しそうな状況が整ってまいりました。東南アジアでの商いは、何事も安心するのは結果が出てからだと言われていますので、手綱を引き締めなければとは思っておりますが、大いに期待しているところです。
そもそもタイの会社とのお付き合いは、当社の代表取締役のひとりである千葉が大阪大学の出身であったことと、タイの会社の社長が、大阪大学に留学していた「繋がり」からはじまりました。神経細胞に直接はたらきかけ認知機能を回復させる「ジオスゲニン」をご紹介したところ、その機能と働きに感動し、ぜひ自国でも販売したいとご相談いただいたのです。「ジオスゲニン・ゴールド」のタイ国への輸出、更にタイ国以外の東南アジア諸国への輸出も始まろうとしています。
ただ、いいことばかりではありません。東南アジアへの食品・サプリの輸出には、宗教の壁があります。「ジオスゲニン・ゴールド」は、ソフトカプセルなので、ゼラチンを必須素材として使用しています。現在、採用しているのは豚ゼラチンです。ところがイスラム教では、豚は絶対的に避けなければなりません。
つまり、現在の「ジオスゲニン・ゴールド」のままでは輸出しにくいのです。
では、豚以外の素材のゼラチンに変更すればよいのですが、そう簡単な話ではありません。「ジオスゲニン・ゴールド」は機能性表示食品として届出ています。成分を変更すると現在届出をしている、「機能性表示食品」制度の中で変更届出を行うなり、改めて届出をする必要があります。この機能性表示食品の届出が、大変な労力と時間を要するものなのです。「ジオスゲニン・ゴールド」の場合は実に1年近くかかりました。日本の「機能性表示食品」であるか否かが、海外での販売にも少なからず影響するときいており、避けて通れない問題なのです。考えようによっては、嬉しい悩み事ではあるのですが。
海外への食品・サプリなどの輸出において、日本の制度が輸出業者にのみきめ細かい対応を強いるのではなく、日本国内のみならず海外にも対応できる制度を作り運営していただくことを望んでいます。(少し話がそれました。)
私どもは、「ジオスゲニン・ゴールド」を通じて、皆様と「ご縁」「繋がり」を持たせていただいております。「一生使える脳」「いつまでも笑顔の生き活きライフのために総合的な認知機能」を皆様にお届けしながら、皆さまとの「ご縁」を大切にし、さらに新たな「繋がり」がもたらされるように最大限努力いたしてまいります。今後とも皆様のお力添えよろしくお願いいたします。(naka)