フレイル予防(体)
「フレイル」とは、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。大事なことは、早めに気づいて、適切な取り組みを行うこと。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。(厚生労働省 令和元年度食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業 パンフレットより)
フレイル予防に大切な3つのキーワード 栄養・体・社会参加
今回は「体」についてとりあげます。
最近ちょっと疲れやすくなったかなあ・・・。
誰でも年とともに体力の衰えを感じるようになります。
そうそう、年相応。仕方ない・・・なーんて自分を甘やかしていると・・・残念ながら体力はどんどん衰えていきます。もう坂道を転げ落ちるみたいに・・・。
えーっ?どうしよう!?
でも、大丈夫!今からでも遅くない。できるところから、少しずつ、体を鍛えていきましょう。
なぜって?
やれば、やった分だけ筋肉がついてくるから。筋肉は裏切らない!(どこかで聞いたことあるセリフ)
筋肉をつけると、
自分で動ける、
転倒防止、
気分も上がる。
うんうん。(笑)
あ、でも今日だけ!なんて無理しちゃだめですよ。毎日、少しずつでも続けていくことが大事なのです。
1)メタボ対策からフレイル予防へ
ちょっと前まではやたらメタボ予防で やせよう、やせようって言ってた気がするけど・・・。そうなんです。高齢期は中年期よりBMI(身長・体重の肥満度の指標)が高めがよいのです。そのほうが、栄養状態や総死亡率の統計からみてもちょうどよいことがわかってきたそうです。太りすぎは困るけど、ちょっと太ってたほうがいいみたい。安心してしっかりたべましょう。
2)筋肉をつけよう
食事でタンパク質をとり、定期的な運動をしましょう。
テレビ(ラジオ)体操、散歩、スクワット、ジョギング、ジム、プール、ヨガ、ゲートボール、テニス、ゴルフ、フラダンス・・・。まだまだありますね・・・。
日頃やっている運動ありますか?
もしやってなかったら、これやってもいいかなっていう運動ありますか?
参考 東京都医師会フレイル予防
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty