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健康寿命とフレイル、そして認知症との関係について(4)

投稿日:2020年10月17日 更新日:

前回の介護予防チェックリストで4点以上の方はもちろん、先ずは心配がない0~3点の皆様も、要支援、要介護になる原因を知ることは極めて大事です。

 

下の表をご覧ください。この表から大事なメッセージを読み取ることができます。

① 主な原因は、認知症、脳血管疾患(脳卒中)、高齢による衰弱、関節疾患、骨折・転倒

の5つしかないこと。

② 要支援の原因には、要介護では断トツのトップである認知症が3位までに入っておらず認知症になると、多くのケースでは要介護になると考えられること。

③ 脳の血管の疾患は、広い年齢層に発生することから、すべての介護度3位までに入っており脳血管疾患は罹患すると例外なく高い確率で、支援・介護が必要になること。

④ 要支援では、基本的に運動器の障害(身体的フレイル)が原因であること。

 

要介護度別にみた介護が必要となった主な原因(上位3位)
資料:厚生労働書「国民生活基礎調査」平成28年度(単位:%)
要介護度 第1位 第2位 第3位
総  数 認知症 18.0 脳血管疾患(脳卒中) 16.6 高齢による衰弱 13.3
要支援者 関節疾患 17.2 高齢による衰弱 16.2 骨折・転倒 15.2
 要支援1 関節疾患 20.0 高齢による衰弱 18.4 脳血管疾患(脳卒中) 11.5
 要支援2 骨折・転倒 18.4 関節疾患 14.7 脳血管疾患(脳卒中) 14.6
要介護者 認知症 24.8 脳血管疾患(脳卒中) 18.4 高齢による衰弱 12.1
 要介護1 認知症 24.8 高齢による衰弱 13.6 脳血管疾患(脳卒中) 11.9
 要介護2 認知症 22.8 脳血管疾患(脳卒中) 17.9 高齢による衰弱 13.3
 要介護3 認知症 30.3 脳血管疾患(脳卒中) 19.8 高齢による衰弱 12.8
 要介護4 認知症 25.4 脳血管疾患(脳卒中) 23.1 骨折・転倒 12.0
 要介護5 脳血管疾患(脳卒中) 30.8 認知症 20.4 骨折・転倒 10.2
(注):熊本県を除いたものである。

⑤ 要介護では、精神・心理的要素のフレイル、および要介護度が高くなるほど、身体的障害が重くなり、コミュニケーション能力も失われていくものと推測されること。

 

等が読み取れるかと思います。

ということは、平均寿命の延びに対して、

運動器の寿命血管の寿命、そして、要介護の最大の原因である脳神経の寿命が追い付いていないことが浮かび上がってきます。

三つの寿命の延伸=介護期間の短縮=健康寿命の延伸

次回は、この鉄板の等式および各寿命の説明にしたいと思います。が、今回もう一つの図をご覧に入れます。これは65歳以上の要介護者等が要介護になった原因を性別で見たものです。

余計なことですが、厚労省の統計では、男と女しか分類されていないのですが、LGBTQ

の時代に突入中、これからどういう統計が出されるのでしょうか?(余計なことでした。)

この図で明白なのは、認知症が原因の要介護者は、女性が5%以上男性よりも多く、且つ骨折・転倒原因では、女性が男性の倍以上になっています。一方、脳血管疾患(脳卒中)は、圧倒的に男性が多く2倍以上になっています。

その他・不明・不詳は、これまた男性が40%ほど多く、原因が不明・不詳って?男性はどこで、どうして、何に傷つき、痛めつけられて要介護になるのでしょうか?

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