年の暮れの響き
もう少しで、平成31年で始まった令和元年の大晦日を迎えます。
24日クリスマスイブが佳境だったのでしょうが、数日前から日本中がクリスマスコンサートや、クリスマスイベントで溢れていたようです。
今年の後半、政界のみならず、芸能界等を巻き込んだ「桜を観る会」で一段と知名度を上げたホテルでは、先陣を切って
「清泉インターナショナルスクール」と「上智聖歌隊」がチャリティーコンサートを、
サントリーホールでは、恒例のクラシックの香り溢れるイベントが東京ヴィヴァルディ合奏団、「バッハの音楽は、世界共通の言葉です。」を信念に世界中でご活躍されている鈴木雅明氏が率いる「バッハ・コレギウム・ジャパン」による「メサイア」の演奏会、Billboard Live Tokyoでは、「スタイルスティックス」、Blue NoteTokyoでは「ニッキー・ヤノフスキー」のヴォーカルが、東京の年末に華麗な彩を加えたものと思います。(これは、聴いてそして見たかったのですが、無理でした。来年はいけるかな)
他にも、日本中の教会ではミサやコンサートが、駅やデパートなどでは、その地の子供たち、学生などが寒い中、駅なか、広場などで、合唱や吹奏楽などを披露して、クリスマス・年末を彩っています。
そして忘れてはならない年末の響きは、ベートーヴェンの交響曲第9番(合唱付き)。
年末恒例 ベートーヴェンの交響曲第9番(合唱付き)
一説によれば、年末だけで150回以上演奏されているそうです。そして、第4楽章の合唱には、近年アマチュア合唱団や、一般の人々の参加が増え続けているようです。圧巻は、1983年に始まった「サントリー1万人の第九」だと思いますが、3回以上このステージに立っていない方は、12回の練習の内2回以上欠席すれば参加不可、3回以上の経験がある方は6回の練習の内1回以上の欠席で参加不可。抽選の上、このような厳しい条件がありながらも、これだけ多く方々が参加されることは、世界平和のみならず、歌われる皆様の健康に本当に役に立っていると思わざるを得ません。
認知機能回復維持にも音楽療法が多く取り入れられていますが、認知症予防に、大きな声での発声、皆との協調、曲・歌詞の理解、終わった後の語らい・飲み会等々、どれをとっても役に立つことばかりです。
来年こそは、皆様いかがですか? 多くの合唱団が皆様の参加を待っています。
私は「聴き専」です。危ないか?!
本年最後のブログといたします。
本年皆様方にはひとかたならぬご厚情を賜り誠にありがとうございました。
来年も引続き「ジオスゲニン・ゴールド」のご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
皆様、皆様のご家族のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
「ともかくも あなた任せの としの暮」小林 一茶
―――――いつまでも健やかな笑顔の生き活きライフヘ