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和漢薬のちから

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和漢薬のちから

天然素材の和漢薬は、生理活性物質の宝庫です。東洋医学に用いられる和漢薬の中にも、脳など神経系統に作用するものもあるそうです。

今回から、何回かに分けてジオスゲニン・ゴールド開発者でもある東田 千尋(とうだ ちひろ)先生の執筆からご紹介します。

 

健康長寿に欠かせない“和漢薬”とは?

みなさんは“和漢薬”という言葉を聞いたことはありますか?

 

これは、日本古来の和薬と、中国から伝わってきた漢薬を合わせた呼び方ですが、もう少し広い意味でとらえて、天然物由来の薬物を広く示す「生薬」と、複数の生薬を併せて煎じた「漢方薬」を含めて“和漢薬”といいます。5~6世紀に伝来した中国医学をもとにして江戸時代に漢方医学が確立しましたが、そこで使われる漢方薬は現代の医療体系においても重要な役目を担っています。また、ひとつひとつの生薬に目を向けますと、そこから強力な効き目をもつ様々な化合物が見出されて薬になってきた数々の事例があります。

 

2015年のノーベル生理学・医学賞が、土壌細菌からの抗寄生虫薬開発(大村智先生)、および青蒿(せいこう ※キク科植物)からの抗マラリア薬の開発 屠呦呦(とうようよう)先生に与えられましたが、これはまさに、現代の医療の進歩に生薬が大きく貢献していることを示します。

 

東田千尋教授

富山大学和漢医薬学総合研究所神経機能学領域 薬学博士
和漢薬や漢方薬の秘めたる力をテーマに20年以上にわたり、認知症の予防、改善につながる研究を行う。

 

出典 クレールライフ2020年冬・春号 東急不動産株式会社 発行

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