国家的なレベルでの認知症対策を
昨今のコロナ禍ではっきりしたことは、今回のような感染力の強いパンデミックが発生した時には、日本のような医療先進国と思われていた国でも いとも簡単に医療崩壊・介護崩壊が起こりうるということです。これには大変驚きました。
多くの高齢者がいる介護の現場では、おそらくかなりの割合で認知症やその予備軍の方々がおられたと推察します。そして、その中には介護士の指示が理解できなかった方もおられたのではないでしょうか。そのルールを一人でも守れない方がいたら、集団感染を引き起こす一因となってしまいます。
認知症発症以前から認知症の発症を少しでも遅らせる対策を取ることが、国家的なレベルで必須事項になるのではないかと、切に思っております。
一日も早く、新型コロナウイルスに対する新薬・ワクチンが使えるようになる事を心から祈っています。